他の応募者とこの質問に対する回答で1番差がつく!
面接が佳境になってくると「あなたはこの会社に入って何ができますか?」と必ず聞かれるでしょう。これはあなたを採用することで、会社にどのように良い影響があるか教えてくださいという重要なメッセージになります。熱意などを答えるシーンではないことに注意!ここでは、具体的にどのように貢献できるかを答える必要があります。この質問に対して上手に回答することができれば、ベストな自己PRにもつながります。
それでは、実際に活用できるモデルトークを見ていきましょう。
未経験の職種だけど、一定の専門知識は有している
回答例
「出荷事務という仕事は未経験ではありますが、現職は営業として様々なお客様のニーズに合わせた外注先の選定、その調整を行っています。御社の業務内容を先ほどお伺いしたところ、様々な外注先との調整が主な業務という風におっしゃっていましたので、これまでの経験やスムーズな調整ということでも糸約変えるのではないかと思っています。また、営業経験からも顧客満足度を高めるため、迅速かつ正確な対応を心がけていくことで力になれればと考えています。」
ポイント
他の応募者と差をつけるためには、同じような回答をしたらダメということ。そのうえで、応募条件に記載があった情報以外で力になれそうな部分を探す必要があります。一つのポイントとしては、「面接時に得た情報やニーズにしっかりと答えることができますよ」という内容を具体的に示すこと。そうすることで「コミュニケーション力もあるな」と面接官に感じてもらえるでしょう。特に、応募先の企業が抱える課題を把握しようとしながら話を聞くことが大切です。
社内の潤滑油としての役割で貢献できる
回答例
「社内環境をよくしたり、職場を運営することも大切であると考えています。現職では御社と同じように派遣やアルバイトなどが混成された部署で働いていました。各自の働きやすさや業務効率、職場の雰囲気づくりを目標に、上司とのパイプ役や後輩指導にもあたっていました。その経験は御社でもきっと役立出ることができると思っています。」
ポイント
業務が全く異なり、業務上どこで貢献できるか悩んでしまう人もいるでしょう・その場合は社内でのポジションなどを伝えたうえで、経験から身についた応用力を述べることで、適性や基礎があると判断されれば面接官から高い評価を受けることになります。そのうえでも対人折衝について述べることは幅広い業務でも対応することができます。上記のように具体的なエピソードを交えて話すことで説得力のある回答になります。
目標達成は必ず達成した実績を語る
回答例
「これまで営業目標などは必ず前年実績を上回る結果を残してきたというのが私の“強みです。”その中でも特に意識していたことは1日10件は必ず訪問するということです。その中でお客様の課題や悩みを聞きだすというスキルを得ることができたと考えています。その結果、営業人員が30人いるのですが、ここ3年は連続で1位の売り上げを達成しています。」
ポイント
他の応募者より優れている点が「やる気」や「熱意」だとしても、例えば営業職の場合は、「これまで御社ではあたったことのない企業へも積極的に訪問します!」など、具体的な行動目標を示すような言い方で面接官に熱意を伝えましょう。また、そこに自らの具体的な実績を付加できれば、より説得力が増す回答になること間違いなしです。
まとめ
エージェントとして働いていた時に、人事担当者からよく聞いた話では、「やる気はだれにも負けません!」、「御社の売り上げを必ず向上させてみます!」など、具体性のない回答は全く響きません。ということです。他の応募者と1番差をつけることができる重要な質問ですので、自己分析を行いながら完璧に答えられるように準備をしておきましょう。