転職お役立ちコラム 面接対策

中途で未経験の職種に応募をしても、経験者に勝つ面接回答の極意!

未経験だからこそ、今の経験をしっかりと伝える

就職率が高くなったり、失業率が下がったりなどという明るいニュースが増えてはきていますが、実は中途入社の門はまだまだ狭いのが現状。というのも、中途採用で求められているものは「即戦力になるかどうか」ということや、「将来の幹部候補になりうる人材か」を見極めて採用に至るので、おのずと中途で採用されるために課されるハードルも高くなります。

もし転職を考えているあなたが、未経験の職種にチャレンジしたいと思った場合、なかなか即戦力になるとは言い切れないでしょう。そのほかにも、経験者が良い条件やキャリアアップを目指して転職活動をする機会が増えているなかで、応募者があなただけとは限りません。そこで、まずは経験者のライバルより良い印象を与え、採用試験に勝ち抜く必要があるのです。

今回はそんな未経験の職種に応募しようとしている人が、経験者のライバルに勝ち抜くための必勝方法をお伝えしたいと思います。

まず、あなたが面接に進んだ場合、未経験者に対しては高い割合で下記のような質問を出されます。質問例と回答例を数パターンご紹介します。

未経験の仕事への応募ですが、何かこの業種の勉強はしましたか?

回答例

「はい、少しでも早く戦力になりたいと考えていますので、業種や職種に対する勉強をしています。事前に調べたところ、病院の事務職は点数のことはもちろん、病気やお薬の知識も必要ということが分かり、医療事務講座の本を購入して勉強を始めています。まだ深いところまでは理解できていないのですが、これからの実務経験を通して、体系的に理解していきたいと考えています。」

大切なのは、入社するためにすでに勉強を始めているというところを見せること。熱意だけではどうしても経験者には劣ってしまうため、すでに勉強しているというところを強調すべきでしょう。そして、今の職における業務とどうリンクさせて貢献できるかを語れば、説得力のある回答になります。

コレはダメ

言ってはいけないことは、「まだ具体的な勉強はしていませんが、入社後はいち早く戦力になれるよう、しっかりと勉強をするつもりです。」という回答です。

それであればよっぽど現職での経験を応募企業で活かすことができそうと思ってもらえない限り、経験者のほうが即戦力という観点においては魅力的に感じるからです。

「経験者よりも良く見せたい。」、「経験者に絶対勝ちたい。」という思いがあるならば、すでに勉強をしているということを語ることが大切です。もし、面接が急に決まって勉強をする時間がない場合は、応募先の業種に関するニュースを読むだけでも、吸収できる知識としてはだいぶ変わってきます!

全く未経験ということですが、続けていく自信はありますか?

回答例

「技術職ということに関しては未経験の分野ですが、営業としてクライアントの要望や自分自身の思いというのを技術職に要望を出したりしていましたので、技術職側の思いという部分もしっかり分かっているつもりでいます。しかし、現在の職を通じて物を作る側として顧客満足度の向上というものに貢献していきたいという思いが強くなりましたので、今回未経験の分野ですがチャレンジしていきたいと決心しました。営業職としての経験で、お客様や営業側という視点も反映させながら御社に貢献できればという風に思っていますので、続けていく自身はもちろんあります。」

営業から事務職、営業から技術職など職種を変えようとしている人によく聞かれる質問です。この時に、「仕事内容は全然違いますけど大丈夫ですか?」とこちらを試すかのような言い方もしてくるでしょう。この質問の意図としては、未経験でも貢献できるという決意や経験を聞き出したいという狙いがあります。そのため、応募する職種が全く違うものでも、現在勉強している姿勢や、これまでの経験を通して活かすことができそうなスキルを語る必要があります。

ココに注意

「やってみないとわかりません。」という回答や、「チャレンジ精神で乗り切ってみせます!」など精神論を語っても面接官には響かないので注意しましょう。

これまでの経験を捨てるのはもったいなくないないですか?

回答例

「一般的に考えると、もったいないかもしれません。ですが、現職では売り上げを達成することに、顧客満足度の向上を感じることができていたので、大きなやりがいを持って仕事をすることができています。今回御社に応募させていただいた職の分野は現職とは異なりますが、これまでで身に付けることができたビジネススキルを活かすことできると判断して志望させていただきました。また、海外出張も頻繁にしていたため、海外展開を視野に入れている御社で貢献していきたいという思いでいます。

上記のように、現職でもやりがいは感じているものの新たな環境で挑んでいきたいという姿勢を見せましょう。決して現職の否定をしてはいけません。回答方法次第では「現職の方が向いていると思いますよ。」など、きつい言い方をされてしまうかもしれません。また、「現職にやりがいを感じていないから転職しようとしているな。」と思われてしまっても不合格になる可能性が大きいです。現職の経験を新たな環境でどのように活かしていきたいかということを意識した回答方法を心がけましょう。

ココに注意

現職の否定をしてしまうと、仕事に対する姿勢も疑われてしまいかねません。

まとめ

求人の募集要項を見てみると、「未経験者でも活躍できます!」、「未経験者歓迎!」などの甘い言葉がよく並んでいます。これは、決して未経験者でも入りやすいという意味ではなく、これまでの実務経験を活かすということを前提とした言葉です。

もし応募先の企業が人気の企業で、経験者の応募者が未経験の応募者を上回っていた場合、未経験者の方が当然不利になってきます。そんな経験者に勝つためには、冒頭でも記載したように「一生懸命頑張ります!」などの精神論ではなく、これまでの実務経験をどう活かしていけるかということがなによりも重要になります。

具体的なスキルが思い浮かばない場合は「後輩の教育を任されていた。」と語ることでも良いでしょう。未経験だとしても活躍できそうな人と思わせるような経験を洗い出したうえで面接に臨むようにすると、未経験者でもインパクトを与えるような回答ができるはずです。

 

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