2018年~2020年にかけて求人数も伸び続け、転職希望者にとっては有利な状況が続いていました。
ですが、2020年はこれまでの売り手市場とは一変、求人数は減少していくだろうと予想されています。
「2020年こそ転職を!」と考えている人に向けた転職するためのアドバイスをお伝えします。
[st_toc]
転職活動をするなら2020年前半が有利
これまで、東京オリンピックの影響と、企業の人材不足の影響も重なり、多くの業種で売り手市場が続いてきました。
ですが、過去のオリンピックの傾向からもわかる通り、東京オリンピック後は一時的に景気が冷え込ぬと予想されます。
そのため、景気が冷え込まないうち(=企業に採用の元気があるうち)に転職活動を進めることが大切です。
2019年は複数の大手企業が大量の早期退職者を募集
求人数が減るであろう前兆は東京オリンピック後の景気冷え込みだけではありません。
2019年は大手企業が相次いで大人数の早期退職希望者を募りました。以下はその一部です。
- 三菱UFJ銀行
- みずほ証券
- 朝日新聞
- セブン&アイHD
- ルネサス
- 富士通
- nec
- 日産
- パナソニック
- キリン
どうでしょうか?名前だけでも知っている企業がいくつかあったかと思います。
それも敢行されているのは数千人単位でのリストラです。
また、注目すべき点は、幅広い業種で人員整理が行われているということです。
このような動きが2019年後半になり活発に見受けられたことから、2020年はそれに関連する業種の求人減少と転職希望者の増加によって、転職を希望する人は早期に動いたほうが絶対に良いと言えるでしょう。
変わらず売り手市場が続く業種も存在する
そんな中、変わらず人気を保つであろう業種のひとつは「ITエンジニア・データサイエンティスト」です。
今年のビッグテーマの一つが「5G」。これまでIT分野に力を入れていなかった企業も、IT分野に力を注がないと競争で負けてしまう時代に突入しました。
例えば製造業ではこれまで人が行っていた工程管理を機械が行ったり、品質・在庫管理も機械が行ったりなどという事がすでに実現されています。
こういった状況下で、これまでは意識していなかったまたは外注していた企業でも、インハウスでIT部門を設けるところも登場してきました。
未経験からプログラマーへ転身する人も
プログラミングには専門スキルが必要だからといって諦めてしまう人も少なくないようです。
ですが、未経験からでもプログラミングスクールへ通い、IT企業へ転職している人が増加していることも事実としてあります。
昨今では、プログラミングスクールとIT系の転職サポートに転職エージェントを兼ね備えたサービスも登場してきているので、このようなサービスを活用すればプログラミングスキルを身につけ、大手のIT企業や話題のIT企業への転職も叶いやすくなります。
スクールを兼ね備えたエージェント
未経験からエンジニアの転職をサポートする有名なサービスの一つが「TECH::EXPERT」です。
サービスの特徴は、企業で求められる即戦力技術を500時間かけて育成し、IT系の企業への転職サポートを行ってくれることです。
教育力に重点を置いており、分からない箇所は徹底して教えてくれることから、学習期間内にプロのプログラミングスキルを身につけることができると好評です。
さらに、毎週のキャリア面談や企業提案など、転職が決定するまでサポートが続くことも心強いほか、未経験からの転職成功率は驚異の97%ということも、通う人のほぼ全ての人が即戦力として役立つプログラミングスキルを身につけて転職を叶えているということになります。
転職実績
-
チームラボ株式会社
-
株式会社リブセンス
-
株式会社ランサーズ
-
GMOクラウド株式会社
など、未経験だった人が有名企業にも転職を叶えていることも教育力があるからこそでしょう。
ちなみに、以前ホリエモンとTECH::EXPERTの社長が対談し、TECH::EXPERTのサービスや教育体制についてほれ込んでいました。
20~30代の受講者が多いプログラミングスクール。DMM WEBCAMPも転職サポートが充実しており、未経験から98%以上の人が転職に成功しています。転職できなかった場合は全額返金保証などもついているので、安心して通うことができます。
転職実績
-
DMM.com
-
チームラボ株式会社
-
PIXTA
-
ATEAM
公式サイト
このほかにも、20代を対象としたスクールもご紹介します。
第二新卒・フリーターをメインの対象とするスクール・就職支援サービス。転職紹介先は主に東京になりますが、採用する企業目線での学習プログラムを構築しているので、未経験の方でもサービスの利用がしやすいと好評です。
公式サイト
どのプログラミングスクールを選べばよいか
まずは学習期間と料金を比較してみることが良いでしょう。
上記に紹介した「TECH::EXPERT」、「DMM WEBCAMP」は有料ではあるものの、転職サポートだけでなく教育面でも非常に充実したサポートを受けることができます。将来を大きく決めるうえでも自身への投資という面で選択するということもありだと思います。
一方「GEEKJOB」は無料で学習することができるという点が魅力です。
しかし、自ら進んで学習できない人や就職支援が顧客常駐先などの選択肢は外したいと思う方はおすすめできません。
IT業界の経験者はIT業界に特化したエージェントの利用がおすすめ
IT業界の経験者は、IT系企業への職業紹介実績が豊富なエージェントを利用すべきでしょう。
コンサルタント自身も業界に精通しているので、希望に沿った職業紹介をしてもらいやすくなります。
また、転職希望者自身のスキルや経験についても理解してもらいやすいということから、年収アップなど待遇のアップも期待できます。
IT業界に特化したエージェント
エンジニア出身のエージェントが転職をサポートしてくれます。また、Tech Stars Agent側で審査を通過した求人のみを紹介しているので、安心して転職活動を行うことができることも魅力の一つです。
公式サイト
2020年1月時点で、取扱い求人は約4,500件、そして年収は500万円以上の求人をとりあつかっています。Yahoo!やサイバーエージェントグループなど大手企業の求人を保有しているので、ITエンジニアの方にとって心強いサポートが期待できます。
公式サイト
まとめ
エンジニアは2020年も「超売り手市場」。年収アップも大花場に臨めるチャンスが豊富です。企業の抱える課題に対してITソリューションを駆使した活躍ができるようにアンテナを張っておくことが大切です。