2019年3月時点での有効求人倍率は2.17倍と高倍率を推移しています。その中でも、IT・通信における有効求人倍率は7.95倍と前月比でも上昇しており、依然として「IT・WEB業界」の人材は不足しているということがわかります。
こういった状況下では、求人に応募する企業をしっかりと見極めないと、自分の思ったところと違う企業やブラック企業に出会ってしまう可能性もあります。
そのうえで、IT・WEB業界への転職を考えているのであれば、エージェントの利用は不可欠といえます。
転職エージェントは、より良い人材を確保したいと考えている「企業」と「転職希望者」をマッチングしてくれるサービスで、利用するメリットも数多くあります。
転職エージェントを利用するメリット
- 無料で転職サポートを受けられる
- 有名企業や好条件企業の求人に出会える可能性が高い
- 面接対策や書類対策まで行ってくれる
- 年収交渉を行ってくれる
など、1人で転職活動をするよりも圧倒的にスピーディーにかつ理想の職場に出会える可能性が高い方法になっています。
IT・エンジニアの転職エージェントの選び方
転職エージェントは数多く存在するので、「いったいどのエージェントを利用すればいいの?」、「おすすめはどこ?」という質問をよく受けるので、IT業界で転職しようと思っている方に向けたエージェントの選び方とおすすめのエージェントを紹介します。
IT・WEB業界に特化した転職エージェントを利用する
転職エージェントは主に、全業種の求人を幅広くカバーして、より希望に沿った求人の提案をしてくれる「全業種対応型の転職エージェント」と、ひとつの業種に特化して、その業界の求人を幅広く取り扱っている「業種特化型の転職エージェント」が存在します。
IT・WEB業界においては、業界に特化した転職エージェントがいくつか存在しており、それらのエージェントでは大企業から最先端の技術を活用した業務を行っているベンチャーまで幅広いIT・WEB業界の求人を取り扱っていることが特長です。
そのため、IT・WEB業界に的を絞って転職活動をしたいと考えるのであれば、業界に特化した転職エージェントを利用するほうがよりミスマッチの少ない転職を叶えやすいといったメリットがあります。
業界を絞って挑戦するか、職種(今のスキルを最大限活かすことができる)に絞って企業を選ぶか、転職活動の軸を定める。
IT・エンジニアの求人はかなり多く、自分自身がどういった形で転職したいかという軸を定めておかないと、スピード勝負の転職活動でかなり無駄な時間を費やしてしまいます。
また、IT業界においては求人を出している企業数は多いものの、1社あたりの採用枠はたいてい1〜2人程度です。つまり、ライバルが多い人気の企業だと、あっという間に募集をクローズされてしまいます。
ですので、転職エージェントを選ぶ際も、どういった転職をしたいかを心に決めたうえで登録をすることが重要です。
希望する業界で利用するエージェントを決める
IT系といっても「ゲームに特化した業界」、「システム開発に特化した業界」など、さまざまな分野が存在します。転職エージェントごとで強みにしている分野が異なることもあるので、選び方のポイントの一つは転職したい分野を定めたうえで転職エージェントを選ぶという方法です。
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