志望先に応じた履歴書の書き方を知ることで、書類通過の可能性を広げる
看護師の転職では、志望先によって履歴書に書く志望動機は大きく異なります。特に近年は、高度急性期、急性期、回復期と病院の役割分担が明確になってきています。ですので、志望先に応じた志望理由を記載することで、あなたとあって話したいと思ってもらえるような書類を作成しましょう!下記はその一例ですので、書類を作成する際の参考にしてください。
志望先が大学病院・総合病院の場合
大規模の病院の場合、診療科や入院する患者さんの症状も様々です。ですので、幅広いスキルを身につけて活躍していきたい。など、将来のあなた自身のキャリア像を思い描いた志望理由を書くといいでしょう。
ワンランク上の志望動機へ
近年は、病院ごとでの役割分担(専門分野特化)が進んでいます。幅広い経験はもちろん重要ですが、志望する病院の得意分野を把握し、その専門性についても深く突き詰めて患者さんの役に立ちたいという思いをプラスすることで、より中身の濃い書類になります。得意分野がわからない場合は、エージェントに聞いてみるのもいいでしょう♩
志望先がクリニックの場合
志望先がクリニックの場合、重要なキーワードは「地域密着」にあります。あなたがそのクリニックで働くことで、どのようにして地域の人の安心や健康を守っていけるかということをイメージしながら履歴書を書きましょう。
ワンランク上の志望動機へ
「地域医療連携」が近年重要視されていますが、それはクリニックにとってもとても大切なことです。近隣の医療機関と連携しながら、志望先のクリニックの発展にも貢献していきたいという旨を記載すると、履歴書に深みが増すはずです!
ポイントを押さえながら、あなたの経験を付加させる
上記のポイントを踏まえながら、あなたの経験と得たスキル・対応力を織り交ぜて記載しましょう。あくまでも現職・前職の勤務先の批判が中心となるような記載は避けましょう。
注意ポイント
看護師の転職は、スキルアップよりもつらいから、人間関係が嫌だから。というマイナスの転職理由が多いのが現状です。これは採用担当者も良くわかっています。ですので、あえてここは批判を行わず、なぜ志望した病院やクリニックでないといけないのか。というところに重点をおきましょう。
また、志望動機は面接でも必ず聞かれます。履歴書作成の時に、少し盛りすぎて面接の時にボロが出てしまわないように注意をして、素敵な転職を叶えてください!