新型コロナウイルス感染症の影響による業績悪化で生活が変化した人も多いのではないでしょうか?
世間では転職関連本が例年より2倍近く売り上げを伸ばしているほか、転職サイトのアクセス数も大きく伸びています。実際に私のところへの相談もかなり増加しています。
あなたの会社は今後大丈夫?転職を考える人が多くあてはまる項目
現在転職活動の相談を受けている人に多くあてはまる項目です。今回の件で会社の将来性と自身の将来を見つめなおして転職活動を始める方が多い印象です。
- 週休2日から週休3日になった
- 給与がカットされた
- ボーナスがカットされた
- 業務量が大幅に減少した
これらは「一時的なもの」で済めばいいのですが、事業縮小や最悪の場合倒産という判断も下されます。実際すでに事業縮小の流れがきている、あるいはいずれそういった流れが訪れそうだと予想している方が転職活動を始めています。
注意ポイント
しばらくの間売り手市場は訪れない
厚生労働省の有効求人倍率は、ここ4ヶ月ほど連続で下落しており、その下げ幅は実に46年ぶりとのことです。なかでも「観光」、「飲食」は下げ幅が大きく、その他の業種に関しても少なからず影響を受けています。
2020年6月現在、伸びている業種もある
医療・ヘルスケア分野においては求職者からも注目が高く、求人募集数も伸びています。同じように薬局関連も好調といえます。
このほかに、テレワークが推進されていることから、情報通信業も大きく業績を落としていません。
実際に大手の求人検索でも「テレワーク」や「在宅勤務」といったワードが上位に並んでいるそうです。
コロナ後を見据えたスマートな転職方法
この数ヶ月の出来事で自分の職場について考え直す人が一定数いるのは間違いありません。ハローワークも安心して通うことができない今、おすすめの転職方法は、やはり転職エージェントに自身のスキルが活かせて、なおかつ業績が悪化していない企業を紹介してもらうことです。
今エージェントを利用して転職を目指す大きなメリット
この時代だからこそ転職エージェントを利用するメリットがいくつかあります。
1.採用にお金をかけている=業績がそれほど落ち込んでいない
転職エージェントから採用が成立すると、企業はエージェントに対価を支払う必要があります。つまり、採用にお金をかける余裕があるということが言えます。
一方でハローワークは掲載無料なので、今回のコロナ禍で転職した人の穴埋め等の募集も紛れ込んでいる可能性があります。
2.エージェントは業界の情報量を豊富に持っている
転職エージェントは常に各業種の情報収集をしているので、調子のいい業種や悪い業種などを把握しています。転職サポートを受ける際にこう言った仰臥位の情勢なども聞きながら転職活動を進めることができます。
エージェント利用はオンライン面談で
転職エージェントを利用するときは、来社してヒアリングをしてのちに企業の提案という流れが一般的ですが、この時世に対応したエージェントを選ぶようにしましょう。特にオンラインで面談を行ってくれるところがおすすめです。
全国エリアの求人・オンライン面談に対応しているエージェント
リクルートエージェント
【公式】リクルートエージェント
全国最大手だけあってオンラインでのサポートがかなり充実しています。まずは専任のコンサルタントによるヒアリングから始まり、専用のアプリを用いて希望に合った求人を紹介、そして興味がある、受験を希望するなど、直感的に選ぶことができます。ですので、全国各地の求人数も圧倒的に多いのも魅力の一つで、地方に求人が少ないという事で困ることはないはずです。
マイナビエージェント
【公式】マイナビエージェント
新卒採用・専門職採用などに強いイメージがありますが、ほぼすべての業種の求人を取り扱っているので、数多くの候補の中から自身の希望に合う企業にアプローチしてくれます。また、就職活動をサポートする企業としてのブランド力がかなりあるので、そんな企業の担当者が転職活動のパートナーになってくれるので、かなり心強いでしょう。
パソナキャリア
【公式】パソナキャリア
人材派遣で強大なネットワークを持っている会社で、面接対策など内定をもらうための術をしっかりと把握しているエージェントの一つと言ってもいいでしょう。また、女性の転職サポートにも定評があり、実際に2020年のエージェント利用者満足度調査で1位に輝いたほどです。
転職活動を決意。動き出すなら早い方が吉
もし、転職を本気で考えているのであれば早く動いた方が絶対いい結果に結びつきます。
なぜなら、今会社の業績の落ち込み等で転職を検討しだした人もいずれ早かれ遅かれ転職活動をすると思います。
ましてや、中途採用を行っている企業はあっても、採用人数は抑えているところも多いですし、注目の集まっている業種や企業は応募が殺到する可能性があるからです。
コロナ後を生き抜くワークスタイル
向こう1年は求人が戻らないといわれています。状況によっては3年程度かかるともいわれています。現に有効求人倍率は4か月連続で下落しています。
ただし、求人数は減少しているものの、コロナによるダメージを行けていない企業が数多くあるのも事実です。また、この疫病によって働き方を変革した企業も数多くあります。
テレワークをはじめ、時差出勤や営業活動は基本オンラインで行うなど柔軟な対応を見せている企業も時代に応じた体制作りができる企業と評価してもよいでしょう。
(純粋に休みが増えて給料が減ったということとは別なので注意が必要)
今少しでも不安に感じているのであれば、下調べから進めてみてはいかがでしょうか?
新型コロナウイルスで副業などにも興味を持った方がいるかと思います。
次回は今後もニーズが見込まれるスキルについてお話していきます。