看護師キャリアが浅くても転職は大丈夫？

先輩ナースの発言に毎日ストレスを抱えてもう耐えられない！

急性期の病院に勤め始めて1年が経ちました。ですが、毎日先輩の看護師からパワハラとも思われるようなキツい言葉ばかり言われ、「私は看護師に向いていないのかな。」と思いながら毎日を過ごしています。師長も相談しにくいタイプの人だし、もう看護師を続けていくことも嫌になり、耐えられません。

1年しか看護の経験はないのですが、こんな私でも転職することは可能でしょうか？

まずは転職に向けて動いてみること！

確かに1年しか看護師の経験がないとなると、他の転職を考えているライバルと比べて少し劣ってしまう部分もあるでしょう。
ただし、急性期病院だけが病院ではありません。今どんな転職をかなえ、どんな看護師キャリアを形成していきたいかをしっかりと順位づけて考えてみることが大切です。

辛い職場環境でいつまでも働き続けるほうが酷じゃないですか？
1年目だとしても、行動することであなたの人生をいい方向に変えてくれるような職場に出会えるかもしれません。逆に、行動しないと何も変わらずどんどんうつ症状がひどくなってしまうだけです。

もし、今の職場が嫌で嫌でしょうがない場合は、空いている時間に少しでも行動に移すようにしましょう。

看護師の転職先は病院以外にもこんなに豊富！

まだまだ看護師の需要は高く、今後も高まり続けると言われています。また、近年では新卒時から訪問看護ステーションや一般企業の看護職として勤務することもあります。

看護師の転職する先にはどのようなものがあるかチェックしていきましょう！

	訪問看護師	在宅医療をしている患者さんの家へ行き、健康チェックや療養上のお世話を行います。日勤のみで土日休みが多いのが特長です。
	クリニック	診療科がある程度絞られていることが特徴です。美容クリニックは年収が比較的高めです。
	治験コーディネーター(CRC)	新薬の有効性を確かめるため、被験者や製薬会社、病院などと調整をして、データ収集や被験者のフォローを行います。
	臨床開発モニター(CRA)	治験がきちんと行われるよう、製薬会社や病院との間に入りチェック及び指導を行います。
	MR	病院やクリニックに対して、薬の取り扱いをしてもらえるよう営業を行います。
	保育園	病院やクリニックに対して、薬の取り扱いをしてもらえるよう営業を行います。
	介護老人保健施設	胃ろう、吸引、インスリン注射など、利用者さんに対して看護業務を行います。
	一般企業	企業の保健師として、慢性疾患をもつ社員に対して、個別に指導を行います。

ただしキャリアが浅い看護師が異業種へ転身するのは危険！

キャリアを浅くして、まったく異なる業種へ転職してしまうと、もししばらく年月が経って、「やっぱり看護師に戻りたい！」と思ったとしても、そう簡単には戻ることができません。むしろ、戻れる可能性は極めて低いと考えてよいでしょう。
理由としては、看護師としてのキャリアを積むことがないまま異業種で働くことで、面接官に看護師としての技量や看護知識なども薄れてしまっていると思われてしまう傾向にあるからです。

もし、「今の職場が辛いから転職したい。」と思ったとしても、看護関連業務自体を辞めることはしっかりと考えてから転職活動をした方が良いでしょう。

せっかく勉強をして取得した看護師免許なのですから、パワハラ看護師なんかのせいで看護業務自体嫌いにならないでください。

スムーズな転身にはエージェントを活用

上記のような幅広い看護関連業務の求人を探すとなると、少し労力が必要になってきます。そのため、もしスムーズな転職をかなえたいと思う場合は、看護業界に特化した転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか？

病院に強いエージェント、一般企業や治験コーディネーターなどに強い、大手エージェントをいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

治験コーディネーター(CRC)、臨床開発モニター(CRA)の求人が多いエージェント

治験コーディネーターや臨床開発モニター、その他一般企業の看護における求人にも力を入れている転職エージェントは、その求人数が限られていることから意外に少ないのが特徴です。病院転職より狭き門になるので、魅力的な求人の取りこぼしがないよう、下記のおすすめエージェントはいずれも登録することをおすすめします！

病院の求人数(非公開求人)が多いエージェント

登録者だけみることができる高年収や待遇面でも魅力のある好条件の非公開求人を含めた求人数が豊富で支持されているエージェントです。

そのほかにも、転職を支援してくれるエージェントは豊富にあります。こちらで各エージェントの特長や、強み・弱みを解説していますのでぜひチェックしてみてください。

エージェント会社の解説