転職活動をはじめるタイミングは人それぞれですが、現在の職場や仕事を辞めてから求職活動をする方法と、辞めずに働きながら活動する方法の2パターンがあります。そこで、それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分に合った転職方法を見極めましょう。
働きながら転職活動の場合
経済的な安心感はあるが忙しさがネック!
メリット
●職歴にブランクができない
●キャリアが途絶えない
●転職先を決めて退職を申し出ることで、慰留もはねのけやすい
●転職に伴う税金・年金・保険の手続きを自分で行う必要がない
デメリット
●通常業務があるのでなかなか転職活動の時間がとれない
●面接などの日程調整が大変
●早期入社を求める求人では選考に不利になることも
働きながら転職活動をする人は、会社にばれないように転職活動を進めることがおすすめです。以下のリンクでは、働きながら転職活動をするときに気を付けたい事を紹介しています。
辞めてから転職活動の場合
じっくり時間をかけて転職活動ができるが、お金が心配…
メリット
●応募企業の情報収集をする時間がしっかりとれる
●面接の日程調整がしやすい
●所定の手続きで、失業手当や早期再就職支援金などを受けられる
デメリット
●転職活動中に収入がなくなるのに、生活費や面接の交通費にお金がかかる
●転職活動が思うように運ばないと希望条件に妥協が生まれやすい
●失業が長引くとスキルや意欲も減退、応募のハンディにもなる
自分の状況にあった転職活動を選択することが重要
このように、働きながらの転職活動も辞めてから転職活動もそれぞれにメリットとデメリットがあります。
一般的には、仕事を辞めてからの転職活動の方がリスクが高く、可能であれば働きながら転職活動を進める方が安心です。しかし、現在の仕事が忙しすぎるなどの理由で、退職してからでないと思うように転職活動ができないという方がいるのも事実です。
今回ご紹介したような内容を理解した上で、自分の状況にあった転職活動を選択することが何より重要です。
勢いで退職をしてしまう前に、一度よく考えた上で、転職活動をスタートさせましょう。