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転職活動は「在職中」か「辞めてから」どちらが有利か?
転職活動を意識する人は、在職中の方が大半だと思います。在職中の転職活動となると、かなりの労力が必要になってきます。基本は在職中にしたほうがよいケースが多いです。先に退職をして面接官を納得させることができないと、採用をしても辞められないか不安になり選考に不利になる場合があります。
ただし、現在の勤務形態ではなかなか転職活動に時間を取ることができない方や、現在の精神状態で冷静な転職活動の判断をすることができない方もいるかと思います。
そこで、本気で転職活動を始めようとする方に向けて、「会社を辞めてから転職活動をしたほうが良い方とそうでない方」を軸に転職活動の方法とポイントをお伝えしたいと思います。
辞めてから転職活動をしたほうが良い方
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①有給が使えない
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②終業時間が19時以降
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③外出が全くできない
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④土日しか休みが取れない
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⑤今精神的に仕事がきつくて耐えられない方
では、その理由を一つずつ見ていきましょう
①有給が全く使えない
なかには土日でも面接や採用試験に対応してくれる会社もありますが、面接を行う会社の大半が平日です。受けたい業種や企業を調べ、平日に稼働しているところがほとんどであれば、辞めて就職活動に力を注いだ方がスムーズにいくケースが多いです。
②終業時間が19時以降
これも「①有給が使えない」という話と同じような理由になりますが、採用試験はたいてい終業時間内に行われます。毎日仕事が終わるのが遅いという方は、面接の準備など試験対策にも時間が取りづらくなる恐れもあるので、せっかくの転職のチャンスを逃してしまう恐れもあるので、転職活動に力を注げる環境を整えることが大切です。
③外出が全くできない
たとえば、現在営業職の場合は外出を理由に採用試験を受けてくることも可能です、実際にそのような動きをしている人は結構いたりします。
逆に事務職などで外出ができないという人は、退職後に転職活動をした方が進めやすいでしょう。
④土日しか休みが取れない
これは「①有給が全く使えない」という理由と重なります。試験を行う企業は大半が平日です。受けたい企業を研究する際に就業形態などを調べて、平日以外にも仕事をしているところかをリサーチしてから転職活動を始めましょう。
⑤今精神的に仕事がきつくて耐えられない方
転職の目的の一つとして、今の仕事の状況からさらに良い状況を求めて転職することが挙げられると思います。
今の仕事がきついと感じながら転職活動に励んだ場合、嫌なことを振り返ったり楽しい未来をイメージしながら転職活動に励むことはなかなか難しいと思います。
また、これまで数多くの転職希望者と関わってきた中で、
今の仕事が嫌だから転職したいという人で共通していたことは、
「今の会社よりましであれば多少希望に添えなくてもいいや」という考えでした。
このような状態では、受けようとしている企業が希望に沿えているかも判断しづらいですし、
企業のことが分からないまま受けてしまって不採用という結果にもつながりかねません。
一度冷静に判断できる精神状態を取り戻すためにも退職してからリスタートするという考えも必要かもしれません。
一度会社を辞めて転職活動をすることはありなのか?
よく聞かれる質問として、会社を辞めてから転職活動をすると、人事担当者に嫌な顔をされないのかという事です。
さすがに退職してから半年や1年期間が空いてしまうと、面接官から何をしていたのか突っ込まれがちになってしまいますので、その問いに対する納得してもらえるような答えは必ず用意しておかなければいけません。しかし、会社を辞めて3ヶ月以内程度であれば選考には全く影響しません。
もしそのことについて聞かれても、
ポイント
①転職活動に力を注げない環境だったこと。
②この転職活動中にたくさんの企業を調べて、受けたいと思った企業が御社だったこと
をあなた自身の言葉ではっきりと伝えることができれば、面接官にも好印象を与えられるはずです。
現在も在籍中で転職活動をする方
「外出はできる」、「有休も取ることができる」という方で転職活動を考えている方は、上記の方に比べると比較的動きやすいと思います。
しかし、そんなに多くの企業を受験することは難しいと思うので、事前に業界や企業の下調べは必ず必要になってきます。
その限られた時間で準備をするには、転職エージェントに相談しながら進めることも一つの方法です。
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そもそも中途採用枠は新卒採用に比べて採用人数は少ないのです。
ですので、無駄な時間を省いて、ライバルよりもいち早く行動するためにはできるだけ選択肢を狭めたうえで転職活動をすることが大切です。
じっくり動くことも大切ですが、じっくりしすぎていると採用枠が無くなってしまう恐れがあることも、転職活動を行う際には忘れてはいけないポイントです。
転職活動を始める時は会社を辞めたい理由をはっきりさせること
転職活動でまず初めに行わなければいけないことは、辞めたいと思った理由をはっきり自分自身理解させることです。
「嫌だからやめたいのか」、「やりたいことがあるから辞めたいのか」を明確にすることで、企業選びにも差が出てきます。
次に、譲れない条件・叶えたい条件を書き起こすこと。
転勤がない会社が良い。休日は土日が良い。など、これだけは譲れないものを書き起こしましょう。
また、仕事の業務内容で譲れないものや将来のキャリアに関しては、面接で確認するようにしましょう。
まとめ
転職活動中に正解不正解はありません。自分自身が納得できる企業で働くことができるかどうかが、後々何年続くかなどにも大きく関わってきます。
もし一人で転職活動を進めていて、業種や職種も絞り切れないという方は、転職のプロ(転職エージェント)に相談しながらどういったキャリアを描いていきたいかをはっきりさせて転職活動を進めてみると良いでしょう。
また、どの転職エージェントに相談して良いかわからないという方はぜひ私に相談してください。
今年こそ行動をして納得のいく転職を叶えましょう!