内定を承諾するまでの流れ
内定通知を受け、入社を承諾する場合のマナーやルールをしっかりと把握しておきましょう。メールの・電話での返事の仕方、内定承諾書の添え状の書き方を紹介します。これから入社する企業だからこそ、適切な対応を取り、好印象でのスタートを切ることが大切です。
ポイント
連絡は電話で行うのが基本です。しかし、先方の担当者が不在だった場合や電話が出来ない場合はメールで伝えるなど臨機応変に対応しましょう。また、エージェントサービスを利用した場合はエージェント経由で返事をするのが一般的です。
雇用契約書や内定承諾書の記入・送付が必要な場合は必要書類に、採用のお礼や添え状も同封しましょう。
電話・メールでの返事の仕方・内定承諾書の添え状例
電話
電話をかける時間帯は相手の都合を考え、出社・退社時間の間際やお昼時間を避けましょう。入社までに必要な手続き、入社当日のことについても、このタイミングで確認するといいでしょう。
採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?
―担当者にかわる―
この度は内定の通知をいただき、ありがとうございます。本日は、御社からの内定をありがたくお受けさせていただきたいと思い、お電話させていただきました。入社後は、一日も早く御社に貢献できるよう努力して参りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
この後の流れとして、入社までの手続きや入社当日のことについて教えていただけますでしょうか?
―詳細―
承知いたしました。改めまして、今後とも、よろしくおねがいいたします。
メール
入社承諾の連絡は基本的に電話がベストですが、担当者が不在だった場合、メールで伝えましょう。その際、「先ほどお電話させていただきましたが、ご多忙のようでしたのでメールにて失礼します」と、事前に連絡を入れていた旨を伝えることを忘れずに。
メール例文
件名:内定承諾のご連絡
本文:
○○株式会社 人事部
○○様
お世話になっております。内定の通知をいただきました、山田です。
先ほどお電話させていただきましたが、ご多忙のようでしたので、メールにて失礼いたします。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
貴社からの内定をありがたくお受けさせていただきたいと思い、ご連絡いたしました。
入社後は、一日も早く貴社に貢献できるよう努力して参りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
貴社の皆様と一緒に働ける日を楽しみにしております。
まずはお礼かたがた、ご挨拶を申し上げます。
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署名
内定承諾書の添え状
内定承諾書など、内定後の提出書類を郵送する際に添え状(送付状)を送る際にも、内定への感謝の気持ちと意気込みを記しておきましょう。添え状を同封することで「どんな書類が何通入っている」などが一目でわかりますし、送付する側は書類の抜け漏れを防げます。
内定承諾書の添え状例
平成○年○月○日○○株式会社
〒〇〇〇‐〇〇〇○東京都△△区△△○-○‐○
○○部
○○様
拝啓
時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は、採用内定の通知をいただきまして、誠にありがとうございます。
入社後は、貴社の発展に貢献すべく益々精進する所存です。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
つきましては、以下書類を同封いたしますので、ご確認のほど、よろしくおねがいいたします。
貴社の益々のご発展ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
まずは書中をもちまして、内定の御礼を申し上げます。
敬具
記
内定承諾書 1通
以上
会社に退職を伝える
内定承諾と同時に現在働いている職場に退職の意向を伝えなくてはいけません。最近は、どうしても自分から退職の意向を伝えづらいという人も増えてきていることから、退職代行を行なってくれるサービスも登場してメディアでも話題になっています。
このようなサービスを利用するにあたってのメリットやデメリットを下記の記事にまとめてみましたので、
「自分から退職は伝えたくない。」という方はチェックしてみてください。
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