キャリアが豊富な人ほどマナー違反をしている人が多い!
キャリアが豊富な人ほど、社会人としての個性が確立していることも多く、面接時には意外に基本的なマーを守れていないことがよくあります。新卒採用と違って、社会人としてのマナーがしっかりと習得できている人を採用できることが中途採用のメリットの一つでもあります。そのため、転職面接では、一般常識はもちろんのこと、ビジネスマナーも厳しくチェックされていることを忘れずに面接に挑みましょう。
会社の人全員が面接官だと思うこと!
面接時の受け答えは満点だったけど、面接の部屋まで案内をした社員に、残業が多いかなどを聞いていたことがわかったため、採用を見送った。というケースもあります。その会社の社員全員が面接官という気持ちを持って、気を緩めないようにすることが大事です。
会社の敷地に入った時から試験は始まっている
面接は営業と同じで、自分を売り込む場です。志望先企業が取引先だと思えば、企業の敷地内に入った時からが勝負という意識も湧いてくるでしょう。また、キャリアを積むことで緊張感などがなくなり、基本的なビジネスマナーがおろそかになっている人もいます。下記の基本の立ち振る舞いについて改めて考えて転職面接に臨みましょう。
忘れがちな基本マナー
- 会場に到着する時間はどれくらいがいいの?
面接時間に遅れないのは当たり前のこと。ですが、30分前など早めに到着することもあまりいい印象を持たれません。面接官にとっては、時間の観念がない人と思われてしまうからです。10分前でも少し早いと思う面接官も多くいます。少し細かくはなりますが、5〜7分前くらいに受付に訪れることがマナーです。
- 面接官がフランクな態度だったとしても友達感覚で受け答えをしないように
中途採用の面接官は、フランクな態度で質問をしてくる方が多い印象があります。そんな態度に気を許し、ついうっかりこちらもフランクに返答しないようにしましょう。なかには余談ということで雑談のような話になることもあります。そんなときは笑顔でコミュニケーションを取って面接官にいい印象を与えましょう。面接はあくまでも自分を売り込む営業だと考え、コミュニケーションを大切にしてください。
- バッグの置き場所にも気を配る
少し小さめのバッグの場合、膝の上、もしくは椅子の背もたれに置くことが一般的。ただし、ビジネスバッグなど少し大きなサイズの場合、足元の床におきましょう。よく、隣の椅子にバッグを置いている人もいますが、これは完全にマナー違反です。社会人経験が長そうな人ほどそういった傾向にあるので、今一度普段どこにバッグを置いているかを見直してみてください。
できて当然だと思っているビジネスマナー。しかし、細かい視点で今一度振り返ってみると、自分自身に当てはまる点もあったのではないでしょうか?せっかくの面接という大切な機会に、立ち振る舞い一つで面接官に悪印象を与えないためにも基本的なビジネスマナーを心がけて転職面接に臨みましょう。